Instagramは、活用次第で集客にも役立ちます。ただ、実際に商品やサービスの成約につなげるためには、ユーザーの購買欲求・来店欲求を掻き立てる施策実施が欠かせません。
そこで今回は、Instagramで集客するコツを余すことなく解説していきます。後半では集客に成功したアカウントの事例も紹介するので、ぜひ運用のアイディアとしてお役立てください。
なお弊社RYS REALIZE（リズリアライズ）は、Instagram運用代行をはじめとするSNSマーケティングサービスを提供しており、これまで数多くのアカウントで成果を出してきました。Instagram専用チャットボットツール「iステップ」の構築・運用も行っています。
運用実績豊富な弊社の経験をもとにお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください！
Instagram運用の最新情報は公式LINEでもチェックできます▼
Instagramは、数あるSNSの中でも集客効果が高いツール。その最大の理由は、気になる商品やサービスがあったら先にInstagramで検索したうえで購入や来店を決めるユーザーが多いからです。
以下はデータマーケティング支援を行う会社が調査した「商品・サービスを購入する際にSNSでインフルエンサーを参考にしている人の割合」を示したグラフです。
出典：Glossom株式会社
この結果からInstagramをきっかけに商品やサービスの購入を決める人の割合が多く、年々増加していることが分かります。
特にInstagramのハッシュタグ検索や位置情報などがよく利用されている傾向にあり、SNSで集客をしたいのであればInstagram一択といっても過言ではありません。
なお、以下の記事ではInstagramで集客した際にどのような効果を得られるのかを詳しく解説しています。気になる方は、こちらもあわせてご覧ください！
Instagram集客で得られる効果とは？今すぐ取り入れたい最新ツールも紹介！ とはいえ、単にInstagramで投稿を量産するだけでは高い集客効果は見込めません。
そこでここからは、Instagramで集客するコツを7つ紹介していきます！
- 投稿に統一性をもたせる
- ハッシュタグを活用する
- 位置情報を設定する
- フォロワーとの関係構築を意識する
- 成約につながる導線を作る
- アクティブユーザーを分析する
- アルゴリズムを理解する
Instagramで集客力を高めたいなら、まずは投稿内容やデザインに統一性をもたせましょう。全体的に統一性のあるアカウントは発信のコンセプトが伝わりやすく、ユーザーの興味をひきやすいからです。
例えば無彩色を基調としたシンプルコーデを紹介しているモノトーンさんのアカウントの場合、コンテンツ全体の色合いをモノトーンカラーで統一し独自の世界観を演出しています。
投稿に統一感をもたせたアカウントの例▼
さらにアカウントの名前も世界観に合わせたものにしているため、ユーザーに「モノトーンを基調としたコーデなら、このアカウントが参考になる！」と覚えてもらいやすいでしょう。
なお、このような統一性のあるアカウントを作るためには、最初に発信のコンセプトやターゲットを定めておく必要があります。
よってアカウントを作る際は、最低でも以下3点を決めておきましょう。
- 運用で実現したいこと
- アカウントのターゲット
- 発信内容の軸
この作業に時間をかけるかかけないかで集客力に大きな違いが生まれるので、ぜひやってみてください！
そしてInstagramで集客したいなら、ハッシュタグを使わない手はありません。
ハッシュタグはキーワードの前につける「＃」マークのこと。Instagramでは同じハッシュタグがついた投稿を一覧で見られるので、ハッシュタグをつけておくだけでアカウントが露出する機会を増やせます。
例えば「原宿で美味しいパンケーキが食べたい！」と思ったときは「＃原宿パンケーキ」と検索すれば、そのハッシュタグが設置された投稿が一覧でズラリと表示されます。
「＃原宿パンケーキ」の検索結果▼
ユーザーはさまざまな投稿の中から自分が行きたいお店を探せるので、ハッシュタグ検索はユーザーによく使われている機能の一つ。そのため投稿に最適なハッシュタグをつけておけば、来店や商品購入のきっかけを作れるでしょう。
またInstagramには、ハッシュタグをフォローできる機能もあります。
自分の投稿に付けたハッシュタグがフォローされたらアカウントが認知される機会も増え、結果的に集客力もアップするでしょう。
また実店舗の運営やエリアを絞ったサービスを展開しているなら、投稿に位置情報を設定しておくのも集客に効果的です。
設定方法は、まずトップページにある「＋マーク」をタップして投稿するコンテンツを作成してください。
投稿の準備が整ったら、右上の「次へ」→「場所を追加」の順にタップし、該当するスポットや店舗名を選択すれば完了です。
投稿に位置情報を設定すると、タップしただけで地図が表示されるようになります！
位置情報を設定した投稿の例▼
投稿から場所が分かれば「この商品が欲しい！」と思ったユーザーがわざわざお店の情報を調べる必要がなくなるので、来店効果がアップするでしょう。
また位置情報のマップ上に表示される「このエリアを検索」というボタンをタップすれば、近くの店舗が表示される機能もあります。
他の店舗を調べていたユーザーが流れ込んでくる可能性もあるため、位置情報を設定しておくメリットは大きいと言えるでしょう。
Instagram集客においては、フォロワーと良い関係を構築しておくことも大切です。
そもそも、よく知らないアカウントが新商品を発売したりセミナーを開催したりしていても、なかなか「購入しよう」「参加しよう」という気持ちにはならないもの…。Instagramで集客したいなら、普段からユーザーと信頼関係を構築しておかなければなりません。
中でも効果的な方法は、ユーザーと双方向コミュニケーションをとることです。そのためにはユーザーのリアクション（いいねやコメントなど）を引き出す工夫が必要不可欠と言えます。
例えば、コメントをくれたユーザーに特典を配布したり…。
フォローやコメントを促したり…。
ユーザーから寄せられたリアクションに対して丁寧に対応していけば、あなたの信頼度が高まりファン化が促進されていくでしょう。
するとあなたが何らかの行動を起こしたときに、人が集まりやすくなります！
加えて、アクティブユーザーの分析もInstagram集客に欠かせない要素です。
Instagramを積極的に活用しているユーザーの動きがわかれば反応を集めやすい投稿を作るのに役立つうえ、集客戦略に対する効果測定もできるでしょう。
本格的にユーザーの行動を分析するならツールを導入したり専門家にアドバイスをもらったりする必要があるものの、Instagramを「プロアカウント」に切り替えるだけでも以下のようなデータが確認できるようになります。
| 確認できるデータ | 概要 |
|---|---|
| インプレッション数 | 投稿が表示された合計回数 |
| リーチ | 投稿を閲覧したユーザー数 |
| インタラクション | 投稿に「いいね！」・コメント・保存などのアクションをしたユーザー総数 |
| プロフィールビュー | プロフィールのアクセス数 |
| フォロワー情報 ※フォロワー数が100人以上の場合のみ | フォロワー数の増減、年齢、地域、アクセスの時間帯 |
なおプロアカウントへの切り替え方法は、アカウントのトップページ右上にある「3本線（メニュー）」→「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」の順にタップするだけです。
まずはプロアカウントに切り替えて、現状把握から始めてみるのも良いでしょう。
なお、フォロワーが増えていいねやコメントなどの反応が良くなったとしても、商品やサービスの購入やお店への来店につながる導線がなければ集客に結びつきません。
- 実店舗の位置情報を設定する
- プロフィール欄に公式サイトやECサイトのURLを貼る
- DMのやり取りの中でサロンへの入会や公式LINEの登録を促す
Instagramのプロアカウントでは「食べ物を注文」「来店・サービスの予約する」「席を予約」などのアクションボタンが設定できるので、これらを積極的に活用しましょう。
それぞれの設定方法はアカウントのトップページにある「プロフィールを編集」→「アクションボタン」→「ボタンを選択」の手順で進み、提携パートナーを選ぶだけです。
このように集客までの導線を作っておくと、ユーザーの購買欲求・来店欲求が高まった状態のまま成約に導けるので、集客力アップが期待できるでしょう。
そしてInstagramで集客力を高めるにはアルゴリズムの理解も大切です。
アルゴリズムとは簡単にいうと、あなたのアカウントがInstagramに気に入られることで投稿を優先表示してもらう仕組みのこと。Instagramに評価されれば露出が増えて拡散されやすくなり、その結果、集客効果も高まるという好循環を生み出せるのです！
またInstagramはユーザーからの反応がよく、ユーザーとの交流が活発なアカウントを好む傾向があります。そのためInstagramのアカウント運用では、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- ユーザーが求めている情報を提供する
- 反応率（いいねやコメントの数）を高める
- フォロワーとのコミュニケーションを増やす
このような取り組みを継続していくとユーザーの目に止まる機会が増えてアカウントの認知度もどんどん高まっていきます。
なお、Instagramアルゴリズムについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください！
【2024年最新】Instagramのアルゴリズムとは？運用するときのポイントも紹介！ 続いて、Instagramで集客に成功したアカウント事例を紹介していきます！
- 食料品
- ライフハック
- ホビー
パン屋を運営する小麦の奴隷さんのアカウントでは、無料でパンがもらえるプレゼント企画を1週間毎日行いました。
パンのプレゼントキャンペーン投稿の例▼
実際に当たるパンの写真を掲載することでユーザーの興味を惹く工夫を施した結果、なんと500人以上のユーザーが企画に参加。フォロワー数は0人→300人まで伸びています。
さらに当選者にパンをプレゼントするだけではなく、落選者にも実店舗のレジで使える特典を配布しました。
キャンペーン応募者全員に特典をつけることで落選者にも実店舗に足を運ぶきっかけを作っています！
次にポイ活インフルエンサー原さんはInstagramにメルマガ登録への導線を作り、オンラインサロンの入会率アップに成功しています。
具体的には、リールにコメントをつけてくれたユーザーに対してご自身のポイント獲得実績をDMで公開する仕組みを構築。そして、DMにメルマガ登録リンクを貼り付ける施策を実施しました。
これにより、メルマガ登録リンクのクリック率は84%に！メルマガ内でオンラインサロンの案内を流すことで、サロンの入会者数も大幅にアップしたのです。
そしてポケモンカード専門店ハレツー（晴れる屋2）さんは、定期的にプレゼントキャンペーンを実施して店舗の認知度アップを実現させました。
ポケモンカードのプレゼントキャンペーン投稿の例▼
プレゼント企画に参加する条件を「アカウントのフォロー」にしたところ、アカウント開設後わずか1ヶ月で1000人以上のフォロワーを獲得。2023年7月時点でフォロワー数は5,000人にまで伸びています。
現在のポケモンカード専門店ハレツー（晴れる屋2）さんのアカウント▼
また、アカウント名に「秋葉原」という地名を入れていることでユーザーに店舗の場所を覚えてもらいやすく「秋葉原に行けばレアなポケモンカードが買える！」というイメージ作りにも役立っていると言えます！
なお、今回紹介したような集客効果を高める施策を実施したいなら「iステップ」の活用がおすすめです。
iステップなら、アルゴリズムに沿った運用やユーザーとの関係性構築などターゲットユーザーに合わせた効果的な集客を最小限の手間で実現できます！
iステップは、Instagramの機能を拡張し、自動でユーザーへDMを送信したりアンケート・抽選を行なったりできるツール。Instagram・Facebookを運営するMeta社に公認されており、自動でユーザーへDMを送信したり、アンケート・抽選を行なったりできます。
- 投稿へのコメントやメンションにDMで自動返信
- 問い合わせへの自動応答
- DM内で診断コンテンツの自動提供
- DM内での自動アンケート
- DM内での自動抽選 など
これらの機能を駆使すると、労力をかけずにユーザーとの密なコミュニケーションや企画を行なったり、ユーザーの情報を取得したりできます。結果、ユーザーからの信頼やファンの獲得につながるほか、取得した情報分析によりマーケティング戦略の立案も可能。iステップを利用すれば、Instagramでの成果アップが見込めます！
なお、そんなiステップを活用して成果を出したアカウントの事例は公式LINEにて無料でご確認いただけます。
公式LINEではiステップの詳細や最新のInstagram運用術についても随時配信しているので、Instagramでの成果アップを目指している方はぜひ今すぐご登録ください！
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以上、Instagramは視覚的訴求に強い集客ツールです。
しかし、戦略なしに集客効果を高めることはできません。ユーザーの購買欲求や来店欲求を保ったまま集客につなげるには、ハッシュタグや位置情報の機能をフル活用したり、商品・サービスの購入や店舗来店までの導線作りを徹底したりなどの工夫があってこそです。
もし少ない労力でInstagramの集客力を高めたいなら、iステップの活用も検討してみると良いでしょう。iステップで実現可能な施策や期待できる効果については、弊社公式LINEで配布している事例集でご確認ください。
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