日本人の4人に1人が利用しているInstagram。さらに、そのうちの70%がストーリーズを投稿したり見たりしていると言われています。
ユーザーの目に触れることの多いストーリーズに広告を出せば、売上やサイト流入数アップなどの効果が期待できるでしょう。
そこで本記事では、ストーリーズ広告の基本知識や広告作成のコツまで徹底解説していきます!
なお弊社RYS REALIZE(リズリアライズ)は、Instagram運用代行をはじめとするSNSマーケティングサービスを提供しており、これまで数多くのアカウントで成果を出してきました。Instagram専用チャットボットツール「iステップ」の構築・運用も行っています。
運用実績豊富な弊社の経験をもとにお伝えしていくので、ぜひ最後までお読みください!
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はじめに、ストーリーズ広告の詳細を解説していきます!
ストーリーズ広告は、フォローしているアカウントのストーリーズを1〜5アカウント分再生すると自動的に表示されるもの。左上に「広告」の文字が入っているのが特徴です。
ストーリーズ広告の例▼
出典:@officialshopmagokorocareshoku
また、ストーリーズ広告には以下の4タイプが存在します。
広告の種類 | 概要 | アスペクト比 |
---|---|---|
写真広告 | 画像+テキスト | 9:16 |
動画広告 | 動画+テキスト | 1:1 4:5 |
カルーセル | 最大10の画像や動画を配信でき、それぞれに異なるリンクをつけられる | 1:1 |
コレクション | カタログ式のフォーマットで商品の発見から購入までを促しやすい | Facebook規定の全サイズ |
使用できる形式は画像ならJPGかPNG、動画ならMP4、MOV、GIFが使用でき、一つの画像や動画につき再生時間は10秒前後。画像や動画のアスペクト比は、以下の画像を参考にしてみてください。
Facebookで規定されているアスペクト比▼
出典:Facebook
使用する画像のアスペクト比によって「縦型(4:5、9:16)」「横型(1.91:1、16:9)」「正方形(1:1)」と見え方が変わります。
全画面で表示できるのがストーリーズ広告の良いところなので、迷ったときはスマートフォン画面に大きく表示できる縦型広告が良いでしょう。
なおストーリーズ広告にかかる費用は最低100円からと、とてもリーズナブル。
あまり予算をかけずに広告配信したり、様子を見ながら徐々に広告費を上げたりと、自分に合った戦略をとりやすいのは魅力でしょう。
続いて、ストーリーズ広告を出すメリットを紹介していきます!
まずストーリーズ広告は、フォローしているアカウントが投稿したストーリーズの合間に表示される仕組みなので確実に見てもらいやすいと言えます。
通常のストーリーズとストーリーズ広告▼
出典:@hadashifufu / @norganic_official
一方、ストーリーズ広告以外の広告はタイムラインに通常の投稿と並んで表示されるため、知らないアカウントの投稿はスワイプで流されてしまう可能性も…。
またストーリーズはアクティブユーザーの70%が利用している機能のため、そこに広告を出せばInstagramユーザーにリーチしやすいと言えます。
どんな広告であれユーザーに見てもらえないことには効果を得られませんが、この点においてストーリーズ広告は非常に優秀と言えるでしょう。
ストーリーズ広告の出し方は、既に作ってあるストーリーズを広告に転用するやり方と、新しく広告用の投稿を作成する方法の2通りありますが、ここでは既存のストーリーズを使った方法を紹介していきます!
まず、プロフィールトップ右上の3本線(メニュー)からアーカイブを選択して広告に使用したいストーリーズを選びます。
続いて、ストーリーズ右下の「宣伝」をタップして目標、オーディエンス、予算と掲載期間を設定してください。
最後に広告内容の確認をして「ストーリーズを宣伝」をタップすれば、出稿の準備は完了です!
ただし、ストーリーズでエフェクト等の加工が施されている場合は「宣伝」ボタンが押せない場合もあります。
ユーザーから反応の良かったストーリーズを広告に使用すれば広告作成の手間が省けるだけでなく、ユーザーから反応がもらいやすいでしょう。
続いて、広告専用のストーリーズを作って投稿するやり方を解説していきます!
- Facebookの広告ページを作成する
- FacebookとInstagramと紐づける
- 広告マネージャの設定をする
- 広告の設定を行う
- 広告を作成する
まずは、Facebookの広告ページを作成します。
Facebookにログインして、メニューの「作成」から「広告」を選択してください。
「ページを作成」で必要な情報を入力し、「Facebookページを作成」をタップすれば完了です。
作成が完了すると広告ページが開きます。
そして、FacebookのビジネスツールであるMeta Business SuiteとInstagramを紐づけます。
先ほど作成した広告ページの「その他のツール」から「Meta Business Suite」を選択してください。
「Meta Business Suiteを活用しましょう」から「Instagramプロフィールをリンク」をクリックして紐づけるInstagramアカウントでログインします。
「Instagramがリンクされました」と表示されたら、紐づけ完了です!
続いて、広告マネージャの設定をしていきます。
まず、Meta Business Suiteのメニューの「すべてのツール」から「広告マネージャ」を選択しましょう。
広告を掲載するために「支払い方法を追加」「Facebookページを作成」「電話番号を認証」をそれぞれ行ってください。
設定が完了すると以下のようにチェックマークがつくので、全てにチェックマークがついていることを確認しましょう。
初期設定はこれで完了です!
ここからは、広告の作成手順を紹介していきます。
まず広告の作成に必要な設定をするために、広告マネージャの「キャンペーンを作成」を選択してください。
次に「購入タイプ」と「キャンペーンの目的を選択」して「次へ」をクリックします。
すると「キャンペーン編集」画面が表示されるので、内容を全て確認して「次へ」をクリックします。
続いて「広告セット」画面で以下6つの項目を設定してください。
- 広告セット名
- 認知
- 予算と掲載期間
- オーディエンス管理
- Advantage+オーディエンス
- 配置
なお、「配置」を「手動配置」に変更すると広告を配信するプラットフォームやコンテンツを限定できます。
Instagramのストーリーズ広告を出すなら「Instagram」と「Instagramストーリーズ」にチェックを入れておきましょう。
「広告セット」の設定が終了したら右下の「次へ」をクリックして進みます。
これで広告の設定は終了です。
最後に「次へ」をクリックして、配信する広告内容を作成していきましょう。
広告内容の作成では、まず「広告設定」の中から「広告を作成」を選択して「フォーマット」を選びます。
下にスクロールして「クリエイティブ」の「カードを追加」で画像や動画を追加し、「コールトゥアクション」でCTAボタン(「購入する」などのユーザーの行動を促すために使用するボタン)の設定を行います。
右側のプレビューをオンにすると、実際の広告の見え方を確認しつつ作業が進められます!
その他「リンク」や「トラッキング」など設定を確認して「公開する」をクリックしすれば広告の配信準備は完了です!
作成した広告は一覧に表示され、都度編集などが可能です。
配信準備ができた広告は「配信予定」の表示になり、設定した日付になると配信が始まります。
最後に、ストーリーズ広告を作る際におさえておくべきポイントを3つ紹介していきます!
- 冒頭でユーザーの興味を惹く工夫をする
- CTAを有効活用してユーザーの行動を促す
- テキストやスタンプなどの配置場所に配慮する
まずは、冒頭でユーザーの興味を惹く工夫をすること。
ストーリーズ広告は見てもらいやすい反面、1タップで次へ進めるため離脱されやすいと言えるからです。
ユーザーの目を惹くためにはさまざまな戦略が必要ですが、まずは以下のポイントを意識してユーザーが興味をもつきっかけを作りましょう。
- 音声を入れて聴覚にも訴える
- ストレートで分かりやすいメッセージ
- 動きを入れてユーザーを飽きさせない
例えば、冒頭にテキストと音声でメッセージを訴求する動画はユーザーが内容を理解しやすく興味をもちやすくなると言えます。
テキストと音声ありの動画のストーリーズ広告▼
音声や動き、メッセージなどさまざまパターンの工夫を試して、ユーザーの反応が良い手法を見つけてみてください!
また、ユーザーに期待する行動をとってもらえるようにCTAを有効活用しましょう。
ストーリーズのCTAはフィード内のボタンに比べて目につきやすい位置に配置されるのでユーザーの誘導に役立てられます。
CTAの使用例▼
出典:@temu_japan
CTAの種類には「購入する」画像の例の他にも「予約リクエスト」「登録する」「フォローする」などの項目があるので、広告の目的と合ったものを設定しましょう。
ただし既存のストーリーズを広告に転用する場合、CTAは使えません。広告の効果を狙うなら、広告を新規作成してCTAを活用すると良いでしょう。
そして、テキストやスタンプなどの設置場所に配慮するのも大切です。
というのも「アイコンは左上」「CTAは下」と表示される場所が決まっているところに訴求したいテキストやスタンプなどが重なると見にくくなってしまうからです。
ストーリーズで表示場所が決まっている例▼
出典:ACCEL JAPAN
広告を作成する際は、プレビューでテキストやスタンプなどの重なりがないことを必ず確認しておいてください。
また、Instagramは広告において複雑なクリエイティブを避けるように推奨しているため、絵文字やGIF、複数のスタンプ、複雑なツールを使用した加工がある広告は審査落ちの要因になる可能性も…。
よって広告はできるだけシンプルに、分かりやすい見た目にするのが得策です。
というわけで、ストーリーズ広告を活用すれば売上の大幅アップも不可能ではありません。
ただ、ユーザーから信頼を獲得していなければ広告の成果が出にくいのも事実…。
どんなに魅力的なPRをしていても、よく知らないアカウントがおすすめしているものを購入してくれるユーザーは少ないからです。
Instagramで狙った広告効果を得るためには、ユーザーと良好な関係を築きながらアカウントを育てていかなくてはなりません。
具体的にはユーザーからもらったリアクションに小まめに反応を返したり、ユーザーが好む企画を実施したりしてユーザーとコミュニケーションをとると良いでしょう。
そこでおすすめなのが、企画の実施やユーザーへのコメント返信などを自動化できる「iステップ」の導入です!
iステップは、Instagramの機能を拡張し、自動でユーザーへDMを送信したりアンケート・抽選を行なったりできるツール。Instagram・Facebookを運営するMeta社に公認されており、自動でユーザーへDMを送信したり、アンケート・抽選を行なったりできます。
- 投稿へのコメントやメンションにDMで自動返信
- 問い合わせへの自動応答
- DM内で診断コンテンツの自動提供
- DM内での自動アンケート
- DM内での自動抽選 など
これらの機能を駆使すると、労力をかけずにユーザーとの密なコミュニケーションや企画を行なったり、ユーザーの情報を取得したりできます。結果、ユーザーからの信頼やファンの獲得につながるほか、取得した情報分析によりマーケティング戦略の立案も可能。iステップを利用すれば、Instagramでの成果アップが見込めます!
なお、そんなiステップを活用して成果を出したアカウントの事例は公式LINEにて無料でご確認いただけます。
公式LINEではiステップの詳細や最新のInstagram運用術についても随時配信しているので、Instagramでの成果アップを目指している方はぜひ今すぐご登録ください!
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以上、Instagramのストーリーズ広告を有効活用すればあなたの事業やアカウントはどんどん成長していくでしょう。
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