Instagramのフォロワー数は、ユーザーの興味関心の変化により日々増減することも珍しくありません。ただ、一気にフォロワーが減った場合は何らかの根本的な要因が潜んでいる可能性があります。
さらなるフォロワーの減少を防止し、新規フォロワーを増やしていくためには、早急に原因を見つけて対策をとる必要があるでしょう。
そこで本記事では、Instagramのフォロワーが一気に減る理由や減った際にとるべき対策、そしてフォローし続けてもらうための秘訣を紹介します!
なお弊社RYS REALIZE(リズリアライズ)は、Instagram運用代行をはじめとするSNSマーケティングサービスを提供しており、これまで数多くのアカウントで成果を出してきました。Instagram専用チャットボットツール「iステップ」の構築・運用も行っています。
運用実績豊富な弊社の経験ももとにお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください!
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はじめに、Instagramのフォロワーが一気に減る主な理由を紹介します。
- Instagramでシステムの不具合が生じている
- 利用規約違反によりフォロワーのアカウントが一斉停止になっている
- 投稿頻度が少ない・もしくは多い
- 投稿内容に魅力がない
- フォロワーからのコメントに反応していない
- 商品のプロモーションが多すぎる
まず考えられるのは、Instagramのシステム上で不具合が生じてフォロワーが一気に減るケースです。要は、アカウントの運用者ではなくInstagram側の問題です。
実際に、2022年10月にInstagramのシステムトラブルによって多くのアカウントでフォロー数・フォロワー数が突如減少する事案が発生しました。その後復旧作業が行われ、各ユーザーのフォロー数・フォロワー数ともにもとの数字へと回復しています。
We’ve resolved this bug now – it was causing people in different parts of the world to have issues accessing their accounts and caused a temporary change for some in number of followers. Sorry! 😵💫https://t.co/Q1FBOEI97D
— Instagram Comms (@InstagramComms) October 31, 2022
フォロワー数の減り方があきらかに不自然だと感じたら、まずはInstagram公式Twitterで不具合のお知らせが出ていないかチェックしてみると良いでしょう。
次に、Instagramの規制によりフォロワーたちのアカウントが一斉停止になっている可能性も考えられます。
Instagramでは安全でオープンな環境を作るためのコミュニティガイドラインを設置しており、違反したアカウントに対して大規模な停止措置がとられることがあります。
一例として、Instagramのコミュニティガイドラインの内容は以下の通り。
Instagramコミュニティガイドライン
- 「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。
- Instagramは有益で多様性のあるコミュニティの育成を目指しています。明らかな脅迫やヘイトスピーチ、個人の誹謗や名誉毀損を意図したコンテンツ、脅迫や嫌がらせとして公開した個人情報、繰り返し発信される迷惑メッセージは削除されます。
2019年7月にはアカウント停止のポリシーが厳格化されたこともあり、ルール違反や不快感を与えるコンテンツの取締りは一層強化されています。
よって、フォロワーの中で利用規約に違反しているアカウントが多数存在すれば、規制により一気にフォロワーが減っても不思議ではないでしょう。
また、コンテンツの投稿頻度が適切ではない場合もフォロワーが減少する要因になります。
一般的に、Instagramの理想的な投稿頻度の目安は1〜2日に1回以上と言われています。これよりも少なかったり、投稿が不定期だったりすると、フォロワーから「放置されていてフォローする価値がないアカウント」だと見なされ、フォロー解除のきっかけになりかねません。反対に投稿頻度が1日に何十回にものぼれば、不快感をいだかれてフォローを解除されてしまう可能性もあるでしょう。
なお、大前提としてInstagramの本質はユーザーに価値を提供することであり、頻度だけに囚われすぎるのは良くありません。1〜2日に1回以上の質の良い情報発信を意識しつつ、増やしたい場合はストーリーズやリールなどを活用して調整してみてください!
さらに、投稿内容に魅力がない場合もフォロワーが去る大きな要因となります。
コンテンツマーケティング事業を展開する「サムライト株式会社」の調査によると、20〜30代のユーザーがフォローをはずす理由で最も多いのが「興味のない投稿が続いたとき」。※参照:サムライト株式会社『作り込まれたクリエイティブより○○な投稿の方が好き!?20〜30代女性Instagramユーザーのホンネ』
つまり、フォロワーの興味関心に沿った魅力的なコンテンツを提供できていないとフォローを解除されてしまう可能性が高くなるのです。
なお、投稿内容の魅力を減少させる要素は以下の通りさまざまです。
- フィードの世界観がバラバラ
- 投稿内容に一貫性がない
- 投稿内容がマンネリ化している
- 写真や全体のビジュアルが魅力的ではない
フォロワー数が一気に減少した際はこれまでの投稿を振り返り、ユーザーが思わず「いいね」や「保存」をしたくなるような魅力的なコンテンツを発信できているかも検証してみましょう。
そして、フォロワーからのコメントやDMへの返信を怠ることもフォロワーが一気に減る原因になります。
フォロワーからのコメントやDMは、あなたと交流をもちたいという意思を表すもの。それに対し一切反応が返ってこないのは、フォロワーにとって良い気分ではありません。その後も対話が一方通行の状態が続けば、信頼関係が構築されずフォローを解除されやすくなってしまうでしょう。
そもそもですが、Instagramは「コミュニケーションツール」です。ビジネスでInstagramを運用しているとしても、フォロワーひとりひとりへの誠実な対応が必要なことに変わりはありません。
投稿へのコメントやDMへの返信は24時間以内を目指し、見逃さずに反応していくようにしましょう。
また、商品のセールスや宣伝を頻繁に行っている場合も要注意です。ユーザーから不快感をいだかれて一気にフォローを解除されてしまう可能性があります。
大前提として、フォロワーは商品の購入を目的としてあなたをフォローしているわけではありません。Instagram運用のゴールがマネタイズだとしても、商品やサービスの宣伝は多くても月に数回程度に留めておくのが得策でしょう。
そしてマネタイズを目指すなら、まずはフォロワーに価値あるコンテンツを提供していく意識も欠かせません。フォロワーからの信頼が深まれば、仮に商品のセールスや宣伝の頻度が増えたとしても拒否感を抱かれにくくなるからです。
実際に、SNSマーケティングにおける消費者の行動モデル「DECAX(デキャックス)」の理論によると、消費者が商品の購入に至るには「関係構築」のプロセスが必要だとわかります▼
D:Discovery(発見) | アカウントを発見する |
E:Engage(関係構築) | 情報発信者を信頼する |
C:Check(確認) | 商品やサービスに関心を持ち確認する |
A:Action(行動) | 商品やサービスを購入する |
X:eXperience(体験) | 商品やサービスを体験する |
こうした消費者の行動心理をあらかじめ理解し、押し売りにならないよう注意しましょう。
では次に、Instagramの不具合や規制以外でフォロワーが一気に減った際の具体的な対策を紹介していきます!
- インサイトを分析する
- アカウント設計を見直す
まずはInstagramのインサイトでアカウントの運用データを振り返り、原因を探ってみましょう。※インサイト=Instagramのビジネスアカウントで利用できる分析ツール
インサイトで分析できる主な内容は以下の通り。
- フォロー数の推移
- リーチしたアカウント数
- アクションを実行したアカウント
- コンテンツごとの反応率
- フォロワーの属性やフォロワーがアクティブな時間
例えばフォロワー数の推移を見れば、フォロワーが一気に減少したタイミングがわかります。その前後の投稿を確認することで、コンテンツの改善すべき要素を洗い出して検証できるでしょう。
また、フォロワーが減少したタイミングに限らず普段からインサイトで運用状況を分析すれば、具体的なデータに基づいてコンテンツ制作や改善が可能です。反応が良いコンテンツを強化したり、データに基づき投稿頻度を調整したりできるため、フォロワーが一気に減少するような事態の防止にもつながるでしょう。
そして、アカウント設計(運用の方向性)の見直しも有効な対策と言えます。誰に何を伝えていくアカウントであるのかを明確化することで、よりターゲット層に響くコンテンツを届けられるようになるからです。
具体的には、以下のような作業を行うと良いでしょう。
- ターゲット層を設定する(年齢や性別)
- ペルソナを設定する(発信を届けたい人物像)
- 発信の目的を明確にする
- 発信ジャンルを決める(美容、食品など)
- 競合調査を行う
- コンセプト(アイコンやビジュアル)を決める
- トンマナ(世界観や文章の口調)を統一する
- プロフィールを整える
このようにやるべき作業は多いものの、綿密にアカウントを作り込んでいけば発信の軸がブレなくなります。ターゲット層のニーズをピンポイントで捉えた施策を企画・実施できるようにもなり、一気にフォロワーが減る心配もなくなるでしょう。
Instagramでフォロワーが一気に減る原因やとるべき対策について紹介しましたが、フォローし続けてもらうためには「コミュニケーション」を意識することも大切です。日頃からフォロワーと積極的にやり取りを行っていれば、信頼関係が深まり簡単にフォローを解除されるような事態は起こりにくくなるからです。
フォロワーとのコミュニケーション手段の1つとして手軽なのは、ストーリーズの活用。質問やアンケート企画で積極的に交流の機会を作ったり、キャンペーンやプレゼント企画を開催して交流を深めたりすると良いでしょう。
とはいえ、フォロワーとの関係はじっくり時間をかけて構築していく必要があり、毎日全て手動で行っていては膨大なリソースを要します…。そこでおすすめなのが、コミュニケーションの自動化を叶える「iステップ」というツールの活用です!
iステップは、Instagramの機能を拡張し、自動でユーザーへDMを送信したりアンケート・抽選を行なったりできるツール。Instagram・Facebookを運営するMeta社に公認されており、自動でユーザーへDMを送信したり、アンケート・抽選を行なったりできます。
- 投稿へのコメントやメンションにDMで自動返信
- 問い合わせへの自動応答
- DM内で診断コンテンツの自動提供
- DM内での自動アンケート
- DM内での自動抽選 など
これらの機能を駆使すると、労力をかけずにユーザーとの密なコミュニケーションや企画を行なったり、ユーザーの情報を取得したりできます。結果、ユーザーからの信頼やファンの獲得につながるほか、取得した情報分析によりマーケティング戦略の立案も可能。iステップを利用すれば、Instagramでの成果アップが見込めます!
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以上、Instagramのフォロワーが一気に減る主な理由は以下の通りです。
- Instagramでシステムの不具合が生じている
- 利用規約違反によりフォロワーのアカウントが一斉停止になっている
- 投稿頻度が適切ではない
- 投稿内容に魅力がない
- フォロワーとのコミュニケーションが不足している
- 過度なプロモーションを行っている
フォロワーが一気に減少した際は、まずInstagramで不具合や規制が発生していないか確認してみてください。その後インサイトで原因を探り、投稿内容やアカウント設計を見直してフォロワーのニーズを満たすコンテンツ制作や施策を実施していくことが大切です。さらにフォロワーと積極的にコミュニケーションをとり信頼関係を深めることで、一気にフォロワーが減る事態も防いでいけるでしょう。
なお、少ない労力でフォロワーとのコミュニケーションを活性化するなら、DMに自動応答したり、抽選やキャンペーン企画を自動化したりできるiステップがおすすめです。
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